【子どもの腸には毒になる食べもの食べ方 ~丈夫で穏やかな賢い子に変わる新常識~】を読んでわが子の食について考えてみた
どうも、サラリーマンブロガーのゆーすけです。
毎日妻と子育てに奮闘中ですが、日々わが子の成長を感じられる、今日この頃。
今回は子ども食について考えてみました。
そもそも、子どもの食について考えるきっかけになったのが、【子どもの腸には毒になる食べもの食べ方 ~丈夫で穏やかな賢い子に変わる新常識~】という本を読んでからなんです。
わたしが常識だと思っていたものが180度違っていたので、「今後の子どもの食について考えるきっかけになれば」とぜひ紹介したいと思います。
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目次
生後半年くらいで離乳食を始めるのは先進国では日本くらい
【子どもの腸には毒になる食べもの食べ方 ~丈夫で穏やかな賢い子に変わる新常識~】なかで次の6つの質問がでてきます。
YESかNOか考えてみて下さい。
質問①
赤ちゃんが生後半年になったら離乳食を与えはじめ、早めに離乳をしたほうがいいと思っている。YES or NO
質問②
離乳食後、子どもが欲しかったらパンやうどんなど大人と同じような食べ物を与えている。YES or NO
質問③
離乳食後はアイスクリームやジュースなどの冷たいものをよく与えている。YES or NO
質問④
いろいろなものを食べられるようになったら、回転寿司に連れて行ってエビやイクラなどの生ものを食べさせても大丈夫だ。YES or NO
質問⑤
玄米は健康にいい食べ物だし、親も子も積極的に食べたほうがいいと思っている。YES or NO
質問⑥
離乳した後はおしゃぶりをさせないほうが いい。YES or NO
この質問の中で「YES」があった場合は気をつけてください。
本当は全部「NO」になるのが理想なんです。
「えっ、でも離乳食教室で教わったことと違うじゃん。」
「乳幼児診断で離乳食の進み具合を聞かれるから、早い方がいいんじゃないの。」
と思う方がほとんどじゃないでしょうか。
わたしの子どもも生後6か月くらいから離乳食を始めていたので、この本を読んだときは「えー!そうなの!?」と驚きばかりでした。
早すぎる離乳食は赤ちゃんにとって害になります。
事実、アメリカでは早すぎる離乳食は赤ちゃんにとって【ポイズン】、すなわち【毒】とまで言われています。
赤ちゃんと大人の腸は作りが全く違う
早すぎる離乳食が赤ちゃんにとって害になる理由は、赤ちゃんと大人の腸の作りが全く違うからなんです。
みなさん、このニュースを覚えているんじゃないでしょうか。
『2017年4月、ハチミツを与えられたことが原因で生後6か月の赤ちゃんが亡くなった。』
病名は「乳児ボツリヌス症」。
一歳未満の乳児が生のハチミツを摂取すると体内でボツリヌス菌が繁殖し、毒素によってけいれんや呼吸困難を引き起こします。
亡くなった赤ちゃんの家族は、これを知らず約1カ月にわたり市販のジュースにハチミツを混ぜた離乳食を与えていたそうです。
「ハチミツって健康食品じゃん。」
「大人は食べても問題ないのに、赤ちゃんだと何でだめなの?」
と思う方も多いと思います。
その答えが【赤ちゃんと大人の腸は作りが全く違っている】からなんです。
赤ちゃんの腸は網の目の粗いザルのようなもので【栄養】も【毒】もなんでも通してしまうようにできています。
ハチミツにボツリヌス菌が混入しているはよくあることです。
大人の場合は腸からボツリヌス菌を吸収しないようになっているのですが、赤ちゃんの場合は腸が網の目の粗いザルのようなものなので、ボツリヌス菌を体内にそのまま吸収してしまうのです。
大人の場合、ハチミツをいくら食べても問題ないのですが、腸の作りが大人と違う赤ちゃんの場合はハチミツを食べることが命取りになるのです。
赤ちゃんの腸はアレルギーを起こしやすい
大人の場合は、食べ物が体内に入れば当たり前のように胃酸が出たり、たんぱく質分解酵素がでたりして、食べ物を吸収できるかたちにまで分解してくれます。
ところが、生まれて間もない新生児では胃酸の分泌もなく、たんぱく質分解酵素もほとんど分泌されません。徐々に分泌されるようになりますが消化液や分解酵素が十分に分泌されるようになるのは2歳半くらいだとされています。
例えば、腸の機能が未完成な乳児期にたんぱく質が分解されないまま網の目の粗いザルを通過し直接体内に入ってきた場合どうなるでしょうか?
このたんぱく質は異物として認識され、異物を攻撃するシステムが働いて、後々アレルギーや炎症などさまざまなトラブルを引き起こす原因となってしまいます。
健康に良かれと思って「とうふ」をあげてませんか?
とうふはたんぱく質なのでやめた方がいいでしょう。
わたしもこの本を読むまでは、健康に良いと思って茹でてすり潰した「とうふ」をあげていました。
また、アメリカでは1歳未満の乳児に離乳食を与えるのは毒を与えているようなものとされています。
しかし、日本では「生後半年を過ぎたらそろそろ離乳食を与え始めましょう」といった間違った育児法が今だに行われています。
これは網の目の粗いザルの未熟な腸にたんぱく質などの毒物を入れているようなものであり、まさにこれから体の免疫を強くしようとしている時期の赤ちゃんの免疫システムをめちゃくちゃに混乱させてしまっているのです。
早すぎる離乳食によって免疫機能をだめにしてしまい、アトピーやアレルギーに悩まされることになってしまいます。
離乳食に使われやすい避けるべき食べ物
赤ちゃんにはいったいどんな離乳食を与えるとアトピーやアレルギーにが現れやすいのでしょうか。離乳食に使われやすそうな食材をまとめてみました。
・小麦製品…パン、うどん、パスタなど
小麦製品に含まれるグルテン(小麦たんぱく)が問題。
・玄米
玄米に含まれるアプシジン酸、フィチン酸という有害な発芽抑制たんぱく酵素が入ってる。
・卵、牛乳、乳製品…ヨーグルト、チーズ
たんぱく質なのでNG、牛乳にはアレルギーを引き起こしやすいカイゼンという成分が含まれる。
・肉、魚、大豆
たんぱく質なのでNG。
赤ちゃんにとって母乳が一番
これまで見てきた通り、早すぎる離乳食は赤ちゃんにとって毒でしかありません。
では何をあげればいいのでしょか?
答えは「母乳」です。
なんと当たり前の答えなのでしょうか。
でも当たり前に思えることが、「離乳食は早い方がいい」といわれ、今の日本では行われていないのです。
母乳には赤ちゃんの免疫を強化する物質がたくさん含まれています。
つまり母乳をたくさん飲むことによって、赤ちゃんの腸や体内ではばい菌、ウィルス、たんぱく質などの異物が入ってきても防げるような態勢が少しずつ整えられていきます。
まとめ
離乳食について、わたしが当たり前だと思っていたことが間違っていました。
この本に出合わなければ、我が子の食について見直すこともなかったと思います。
我が子の食に対して深く考えさせられる1冊でした。
食に子育てや赤ちゃんの食について悩んでいる方は一読の価値ありますよ。
【子どもの腸には毒になる食べもの食べ方 ~丈夫で穏やかな賢い子に変わる新常識~】
目次
はじめに
子どもの体と脳の健康は「3歳までに何をどう食べるか」で決まる
第1章
腸の「毒」になる食をやめると、丈夫で賢い子に変わる!
第2章
なぜ、この間違った食生活が危険なのか
第3章
子どもが2週間で変わる12の習慣
第4章
「こんなときどうするの?」をズバリ解決
第5章
科学的に正しい子育て7つの新ルール