運用始めようと思うなら早く始めたほうがいい。複利効果の威力は絶大。
どうも、サラリーマンブロガーのゆーすけです。
今回のテーマは『複利効果』についてです。
投資や資産運用について調べているとやたら『複利効果』って見たり聞いたりしませんか?
銀行で定期預金を作る際にも「金利は『複利』と『単利』どちらにしますか?」って言われたことありませんか?
そもそも複利効果ってどんな効果でしょうか?
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単利と複利の違い
資産運用をしていく上でまず『単利』と『複利』があります。
それぞれについてみていきましょう。
単利 利息を毎回受け取って元金に再投資しない運用方法。
複利 |
ちょっと分かりずらいですかね。
単利と複利を『にわとり』を例にしてみてみます。
あなたは毎年1個卵を産むにわとりを飼っています。 毎年1個卵を産むたびに食べてしまう。 なので毎年1個しか卵は食べられません。(これが単利です。)
今度は今年産んだ卵を食べずに羽化させます。 するとにわとりは2匹に増えるので翌年は2個の卵が手に入ります。 また卵を食べるのを我慢して羽化させればその翌年は4個の卵が手に入ります 1個が2個に、2個が4個に、4個が8個にと増えてていく。(これが複利です。) |
卵がどんどん増えてますね。これが複利効果です。
複利効果は資産を加速度的に増やします。
あのアインシュタインも複利効果が『人類最大の発見』と言ったそうですよ。
複利効果恐るべしですね。
では、単利で運用した場合と複利で運用した場合を比較してみましょう。
【100万円を年率10%で10年運用した場合】
経過年数 | 単利で運用(円) | 複利で運用(円) |
1年 | 1,100,000 | 1,100,000 |
2年 | 1,200,000 | 1,210,000 |
3年 | 1,300,000 | 1,331,000 |
4年 | 1,400,000 | 1,464,100 |
5年 | 1,500,000 | 1,610,510 |
6年 | 1,600,000 | 1,771,561 |
7年 | 1,700,000 | 1,948,717 |
8年 | 1,800,000 | 2,143,588 |
9年 | 1,900,000 | 2,357,947 |
10年 | 2,000,000 | 2,593,742 |
10年間で593,742円もの差が!
運用スタートから徐々に差が大きくなって最終的にはこれだけ違いが出てきます。
複利効果を最大限に得るには時間を味方にした長期運用が重要
複利効果の威力は絶大。
上の表の通り運用当初は増え方に大きな差はないですが徐々に広がりはじめ、10年では60万円近い差になっています。
加速度的に資産を増やしますがその効果を最大限に発揮するにはある程度の期間が必要です。
つまり始めるなら早い方がいいんです。
資産運用はある程度まとまった資金がないとできなって思ってませんか?
まとまった資金がなくて、始めたくても始められないって思ってませんか?
そんなことはありません!
たとえ少額でも早く始めて、長期間運用したほうが効果が大きくなるんです。
その場合は毎月一定額を積み立てる積立型の投資がおすすめです。
初心者にもおすすめ積立型の投資信託
積立型の投資信託は毎月特定の日に一定額投資信託を購入することを言います。
投資信託や積立型の投資信託についてはこちらを参照してください。
ちなみに積立型の投資信託でおすすめはインデックスファンドです。
最初は日経平均株価やTOPIXに連動したインデックスファンドから始めるのがいいでしょう。
日経平均株価、TOPIX連動型であればニュースや新聞で目に触れる機会が多いので株価の変動を実感しやすいですからね。
逆に海外のインデックスファンドは投資信託が少し慣れてきてからのほうがいいでしょう。
日経平均株価、TOPIX連動型おすすめファンド
ファンド名 | 信託報酬 | 純資産 |
ニッセイ | 0.1944% | 13.2億 |
たわらノーロード | 0.2106% | 27.8億 |
ⅰFree | 0.1836% | 3.31億 |
上記の3銘柄は信託報酬が安くおすすめです。
どれを選んでも問題なしです。
できるだけ早いうちから毎月少しづつ積み立てていきましょう。
複利効果の威力を最大限に発揮できるはずです。
10年後には「えーこんなに増えたの」ってびっくりするはずですよ。
資産運用ライフを楽しんでいきましょう。