新生児のおしゃぶりトレーニング。おしゃぶりはいいことずくめ、メリットとその効果。
どうも、サラリーマンブロガーのゆーすけです。
みなさん、育児の際におしゃぶりって使ってますか?
寝る前に使ったり、泣いているときに使ったりなど様々な場面で使っているのではないでしょうか。
でも、おしゃぶりのメリットや効果をよく知らずに、とりあえず使っている方が多いのではないでしょうか。
また、おしゃぶりをさせると歯並びが悪くなるなど、いろいろ言われていて使うのをためらっている方もいるのではないでしょうか。
でも、おしゃぶりって赤ちゃんにとっていいことずくめなんです。
おしゃぶりによって健康で頭の良い子が育ちます。
なぜでしょうか?
今回はおしゃぶりのメリットとその効果についてまとめてみました。
スポンサーリンク
おしゃぶりを使い始めるタイミングとやめるタイミング
赤ちゃんは生後2か月から3カ月くらいで指しゃぶりを始めます。
これは自然なことで、おっぱいを吸うために口に触れたもの吸うという本能的な反射によるものなのです。
赤ちゃんが泣いているときにおしゃぶりを与えると、泣き止んだことがありませんか?
これはおしゃぶりをすることで赤ちゃんが安心するためです。
なかにはお母さんのお腹の中にいるときから指しゃぶりをしている赤ちゃんもいます。
うちの子も出産前の検診でお腹の中をエコーで見たときに指しゃぶりをしていたのを覚えています。
つまり、指しゃぶりやおしゃぶりは赤ちゃんが安心したり、落ち着いたりするため行為で自然なことなんです。
おしゃぶりは新生児用から販売されているので、生まれてすぐ使い始めることができます。
やめるタイミングですが、日本では1歳くらいになると「言葉を発するのが遅くなる」、「歯並びが悪くなる」などといった理由でおしゃぶりをやめさせることが多いです。
しかし、これは科学的根拠のない迷信で実際は全く逆なのです。
欧米では3歳から4歳になるまでおしゃぶりをしている子どもが少なくありません。
欧米ではそれくらいまでおしゃぶりをさせたほうが健康で頭の良い子に育つという考え方が常識として根付いているようです。
おしゃぶりは吸啜(きゅうてつ)運動を促す
吸啜(きゅうてつ)運動とは赤ちゃんがおっぱいを飲んだり、哺乳瓶のミルクを飲んだり、おしゃぶりをしている口の動きを【吸啜】といいます。
吸啜運動の効果についてみてみましょう。
①脳の発達を促す
脳に刺激を与えて脳の発達を促します。大脳皮質の言語野が発達して言葉を発するようになるのも吸啜運動が関係しています。
②口や舌の動きを滑らかにする
吸啜運動によって口や舌を動かすトレーニングになります。このトレーニングは食べ物を食べたり言葉を発するための準備です。
③表情豊かになる
吸啜運動により顔が引き締まり、表情筋が鍛えられ感情表現や表情が豊かな子に育つ。
④鼻呼吸の基本が身につく
吸啜運動によって横隔膜が刺激され、鼻から空気を出し入れする鼻呼吸の基本が身につく。
「しゃべる」「噛む」「飲み込む」「呼吸する」といった基本的なことが吸啜運動によって形づくられています。
つまり乳幼児期にしっかりとした吸啜を行うことによって健康で賢い子に育つのです。
おしゃぶりは鼻呼吸に欠かせないツール
健康で賢い子に育てるためには鼻呼吸が必須です。
なぜ鼻呼吸が必須なんでしょうか。
口呼吸の場合
口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の取り込み量が少ないため、血中の酸素濃度が低くなり頭がボーッとしたり鼻づまりになりやすいので集中力が低下します。
また冷たく乾燥した空気が直接入ってくるのでのどの扁桃腺にダメージを与え、免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。
鼻呼吸の場合
鼻がエアコンの役割を果たし、ばい菌やウィルスの侵入を防ぎ、免疫力を活性化させます。
脳に行きわたる酸素量も格段に多いので、脳の働きもよくなります。
上記のように鼻呼吸のほうが免疫力を高め、脳の活性化に効果的なのです。
おしゃぶりを上手に利用すれば【鼻呼吸】という正しい呼吸法が自然と身に付きます。
方法は簡単です。ただ普通におしゃぶりをさせるだけです。
おしゃぶりをしていると口が塞がれ鼻で呼吸せざるを得なくなるので、自然と鼻呼吸が身に付くというわけです。
口呼吸をおしゃぶりによって鼻呼吸に直すことで、「3歳近くまで言葉がしゃべれずに発達障害とされていた子どもがしゃべれるようになったり」、「風邪ばかり引いていた子どもが急に丈夫になったり」などの効果がでています。
それだけ乳児期から鼻呼吸を習慣化させることが本当に重要なのです。
おすすめのおしゃぶり
わたしも使っているおすすめのおしゃぶりを紹介したいと思います。
NUK(ヌーク)のおしゃぶりです。
NUK(ヌーク)のおしゃぶりの特徴はお母さんの乳首と同じ形状で、人間工学的に赤ちゃんの顎にフィットします。
舌に十分なスペースを与える上に柔らかく柔軟で、顎や歯に余計な圧力をかけません。
うちの子も最初は普通のおしゃぶりを使っていて、すぐに口から出してしまっていたのですが、NUK(ヌーク)に代えてからちゃんとおしゃぶりをしてくれるようになりました。
まとめ
おしゃぶりは健康で賢い子どもに育てるうえで必要なツールです。
おしゃぶりを効果的に使ってしっかりと吸啜運動をさせることで、「しゃべる」「噛む」「飲み込む」「呼吸する」といった基本的な習慣を身に付けることができます。
おしゃぶりのメリットやその効果を理解して日々の育児に活かしていきましょう。
いろいろ大変ですが、我が子の日々の成長はうれしいものです。
いっしょに育児を頑張っていきましょう。