地震保険入ってますか?火災保険だけじゃ地震の被害は補償されない!定期的に火災保険の見直しをしましょう!!
どうも、サラリーマンブロガーのゆーすけです。
4つの大陸プレート上に位置している日本は地震がとても多く、地震大国といわれています。
つまり、日本に住むなら地震対策は必須です。
もし、大きな地震で自宅が倒壊してしまったら…
そんなときのために【地震保険】があります。
でも地震保険についてよくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は地震保険についてまとめてみました。
目次
日本は地震大国
地震大国といわれている日本は大きな被害をもたらす地震が定期的に起こっているのは、みなさんご存知のとおりだと思います。
気象庁のホームページでは過去に日本で起きた地震の被害についてまとめられており、以下は2000年以降に起きた地震で特に被害が大きなものを抜粋したものです。
発生年月日 | 地名・地震名 | M | 震度 | 物的被害 |
2016.4.14 | 熊本地震 | 7.3 | 7 | 住家全壊8,668棟 住家半壊34,718棟 住家一部破損162,547棟 |
2011.3.11 | 東日本大震災 | 9 | 7 | 住家全壊121,781棟 住家半壊280,962棟 住家一部破損744,530棟 |
2008.6.14 | 岩手・宮城内陸地震 | 7.2 | 6強 | 住家全壊30棟 住家半壊146棟 |
2007.7.16 | 新潟県中越沖地震 | 6.8 | 6強 | 住家全壊1,331棟 住家半壊5,710棟 住家一部破損37,633棟 |
2007.3.25 | 能登半島地震 | 6.9 | 6強 | 住家全壊686棟 住家半壊1,740棟 |
2004.10.23 | 新潟県中越地震 | 6.8 | 7 | 住家全壊3,175棟 住家半壊13,810棟 |
2003.9.26 | 十勝沖地震 | 8 | 6弱 | 住家全壊116棟 住家半壊368棟 |
2001.3.24 | 芸予地震 | 6.7 | 6弱 | 住家全壊70棟 住家半壊774棟 |
2000.10.6 | 鳥取県西部地震 | 7.3 | 6強 | 住家全壊435棟 住家半壊3,101棟 |
どうです??
こうやってみると、かなりの頻度で被害の大きい地震が起きているのがわかりますよね。
そこで地震対策が必要になってきます。
地震対策の1つとして地震保険があげられます。
地震保険は基本的に火災保険とセット契約となっているので、単独では契約できないんです。
つまり、火災保険の仕組みもある程度理解しておかなければなりません。
では、火災保険と地震保険について学んでいきましょう。
火災保険ってなに
まず火災保険についてみていきましょう。
火災保険とは、家や建物、家財が火災や災害で損害を受けた場合、その費用を補償してくれる保険です。
もし火災保険に入っていなかった場合どうなると思いますか?
・住宅が全焼してしまったら住宅ローンだけ残ってしまう。
・隣家の火が燃え移って自宅が損害受けた場合賠償請求できない。(※失火責任法)
※失火責任法とは
明治時代にからある古い法律。よほどの落ち度がない限り、火災を発生させ周囲に損害を与えたとしても、火元となった人に賠償の義務はないというもの。この法律のおかげで隣家の火が自宅に燃え移っても、隣家の持ち主に対して損害賠償請求できないんです。
火災保険に入ってないと、もしもの時に大きな損害を受けてしまうんです。
そんなもしものときにそなえるため火災保険は必要なんですね。
火災保険はどこまで補償してくれるの
では火災保険の補償の範囲をみていきましょう。
火災保険のおもな補償内容 ・火災 ・水災 ・風災 ・水濡れ(漏水など) ・破損(建物外部からの飛来、衝突) ・盗難 |
意外と補償範囲は広いですよね。火災で損害を受ける以外にも補償されるものが多いんです。
例えば…
盗難にあって家の家財が損害を受けたとします。
この仕組みについて知っていれば補償されるのに、補償範囲が火災だけだと思っていると、保険を請求し忘れて補償されないってことになりかねません。
きちんと補償の範囲について知っていることが大切です。
補償内容の選び方
火災保険の補償の範囲は保険会社や商品内容によって異なります。
基本的には自分の住まいにあった補償内容を選択するようになります。
例えば…
あなたの家がマンションの最上階だったとします。
であれば、大雨が降ったとしてもあなたの住まいは洪水などの水災の被害はないですよね。
そうすると洪水などの水災被害は補償から外すことができ、その分保険料を抑えることができます。
自分の住まいをふまえ、その補償内容が本当に必要かどうか確認することが重要です。
保険金額の決め方
保険金額の決め方をみていきましょう。
保険金額の決め方は新価(再調達価格)基準と時価基準があります。
新価(再調達価格)基準とは
新価(再調達価格)基準で契約した場合、同等の建物を新しく建てる・再購入するために必要な金額が補償されます。
そのため、火災などで全焼した場合でも同等の家が建てられる、または購入できます。
例えば…
10年前に、2,500万円で建てた家が全焼した。
同等の家を建てるのに物価上昇により3,000万円が必要となった。
新価(再調達価格)基準で保険を契約していたことから、3,000万円の保険金が支払われ、保険金によって同等の家を再建することができた。
このように、新価(再調達価格)基準で契約した場合、年数が経過した家でも物価の影響を考慮した保険金が支払われるので、建てたときと同等の家が再建できるので安心です。
時価基準とは
時価とはその時点での価値のことです。
家は建てたばかりのときが一番価値が高く、年数が経過するごとに価値は落ちていきます。
時価基準で契約した場合、損害発生時の時価で保険金額が支払われます。つまり保険金額を受け取ったとしても、保険金だけでは建てたときと同等の家が再建できないことが多いのです。
例えば…
新築時2,500万円の価値があった家が10年後の時価は1,500万円になっていた。
新築から10年後、火災により家は全焼。
受け取った保険金は時価である1,500万円。
保険金だけでは同等の家を再建することができなかった。
保険金額の決め方
では保険金額の決め方をみていきましょう。
保険金額は建物が評価された保険価格を上限として設定することが可能です。
例えば保険価格が3,000万円だった場合、3,000万円以内であれば2,500万円でも保険金額は設定できます。逆に3,500万円など保険価格以上の保険金額は設定できません。仮に3,500万円の保険金額を設定出来たとしても受け取れる保険金は3,000万円です。
つまり保険金額を高くしたとしても、保険料が高くなるだけで損をしてしまいます。
重要なのは保険価格と保険金額を同じにすることです。
そうすることで家が全焼したとしても同等の家が再建することができます。
地震保険ってなに
上で見たとおり火災保険の補償範囲は広いです。
でも火災保険は地震によって生じた被害は補償してくれません。
例えば…
地震が原因で火事が起きた場合、火災保険では補償対象外になってしまいます。
そのため地震が原因で起こる被害に備えるために地震保険が必要になってきます。
ここで覚えていただきたいのが地震保険は単独契約出来ないってことです。
地震保険は基本的に火災保険とのセット契約となります。
つまり火災保険に入る際に地震保険をセットするかどうか決めなければなりません。
地震保険をセットするとそれだけ保険料は上がってしまうので、地震保険の必要性を考えなければいけません。
地震保険の特徴
では地震保険の特徴についてみていきましょう。
主な特徴は下の表の通りです。
対象 | 建物、家財 |
補償内容 | 地震、噴火またはこれらを原因とする津波、火災等の損壊、流失 |
保険金額 | 火災保険の保険金額の50%が上限 (建物は5,000万円、家財は1,000万円まで) |
保険金支払 | 損害の規模で補償割合は変化 全損…契約額の100% 半損…契約額の50% 一部損壊…契約額の5% |
地震保険でこれだけは覚えていてほしいのは【地震保険の保険金額は火災保険の保険金額の50%が上限】ということです。
地震で自宅が全壊した場合、上記のように被害の全額が補償されるわけではありません。
つまり、地震保険のみでは今と同じ家が再建できないのです。
地震保険に加入したほうがいい人
上記の通り地震保険は加入しても、被害の全額が補償されるわけではありません。
「そんな不十分な補償なら加入しなくていいんじゃない。」って思うかもしれませんね。
しかし、地震保険の目的は住宅の再建ではなく、被災者の生活再建が一番の目的になっているためこのような補償になっているんです。
では、どのような人が地震保険に加入したほうがいいのでしょうか。
・住宅を新築したばかりの人。 ・住宅ローンの残高が多い人。 ・貯蓄(預金)の少ない人。 |
上記の通り、住宅を新築したばかりの人や住宅ローンの残高が多く残っている人。貯蓄の少ない人などは、もしもの時を考え地震保険の加入を積極的に検討したほうがいいでしょう。
逆に震災にあったとしてもある程度の資産がある人、複数の収入元を持っている人などは地震保険の加入はそれほど重要ではないでしょう。
火災保険は定期的に見直しが必要
多くの方が、住宅建築時に建築会社の紹介や住宅ローン契約時に銀行からの紹介で火災保険を選んでいるのではないでしょうか。
この場合、紹介される保険会社は1~3社程度だと思います。
また、加入している火災保険もこれまでに一度も見直しをしたことがない方も多いのではないでしょうか。
それはすごくもったいないです!
火災保険は定期的に見直しをすることで保険料を安く抑えることができるんです。
火災保険の見直しのメリット
・補償内容が同じで割安になっているプランがある可能性がある。 ・保険会社を比較することで他の保険会社の方が保険料が安い場合がある。 ・補償内容の無駄を再度見直すことができる。 |
火災保険の見直しは上記のようなメリットがあるので、今と同じ補償内容で割安な火災保険に加入できる場合があるのです。
つまり、火災保険を見直しする上で大切なことは複数の保険会社の商品を比較し、自分の住宅にあった補償内容に選び直すことです。
そこで、上手に火災保険を見直すためにおすすめしたいツールが火災保険の一括見積り【イッカツ】です。
火災保険は【イッカツ】で一括見積りでお得に
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見積り依頼からの流れは下記の通りです。
物件情報入力(入力は約3分程度) |
イッカツをおすすめする理由
イッカツをおすすめする理由は下記の通りです。
・一度の見積り依頼で複数の見積り結果が提示される。 ・第三者目線で一番メリットのある保険会社を提案してくれる。 ・火災保険を初めて申込む人でも電話やメールで確認できるので安心。 ・紹介される保険代理店と直接相談しながら決めることができるので安心。 |
火災保険は内容が難しく、「本当に自分に合った契約となっているのかどうかわからない」、「契約内容がわからなくて不安」など思っている方が多いのではないでしょうか。
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